コンクリートとチョコレートの意外な?共通点
こんにちは!株式会社ライズです。
もうすぐ2月も終わりですが、2月といえば先日バレンタインデー?でしたね。チョコレートを手作りされた方もいるかと思います。
さて、ビルや家、道路や橋など、土木や建築の工事には欠かせない材料のコンクリート、
作る工程はチョコレートを作る工程とよく似ています。
簡単に工程を説明すると、
コンクリートの材料である、・セメント ・骨材(砂や砕石) ・水 を混ぜ合わせます。
2. 型枠に流し込む
この工程を「打設」といいます。家やビルの基礎工事の工程です。
建設現場で写真のようなのを見たことがあるかもしれないですね。
3. 養生して硬化させる
コンクリートが硬化するまで、適切な環境に保つことを「養生」といいます。
適切な温度管理と湿潤状態(水分で湿った状態)を保って固めていきます。
4. 型枠を外す
固まれば型枠を外して完成です。型枠を外す工程を「脱型」といいます。
「混ぜて、型に入れて、固める」
チョコレート作りと似ていますね!
そして、養生のところでも触れましたが、
「温度管理」
が大変重要というのも、チョコレート作りとよく似ています。
チョコレートを湯煎で溶かす時、高温だと分離したりボソボソした塊ができて食感が悪くなってしまう為、
美味しく滑らかに作る為には50~55℃で湯煎していきます。
コンクリートも、固まる前のコンクリートを「生コン(生コンクリート)」と言うくらいでデリケートな材料です。
温度を適切に管理し、また養生の際は湿潤状態を保たないと、ひび割れが起きたり強度に影響が出てしまい、良い品質のコンクリートはできないのです。
夏?の気温の高い時期にコンクリートを打設すると、水分蒸発によりひび割れが起きやすい為、
これを防ぐ為にセメントや骨材は熱くないものを使うこと、水は低温のものを使います。
練り混ぜから打設までの時間も他の季節より短時間で行わなければいけません。(25℃以上の時で90分以内)
養生の時は急激な水分蒸発を防ぐ為、散水が必要です。
冬⛄の寒い時期は、コンクリート内の水分が凍結する恐れがあります。また寒いと、
コンクリートの硬化が進まず強度が出現しにくいので、これを防ぐ為、
練り混ぜ水を加熱する(40℃以下)など、凍結しない対策をします。
養生期間中は凍結しないように、温度管理した上で保温効果のあるマットなどを敷いて養生します。
コンクリートとチョコレート、どちらも“6文字で「-ト」で終わる”というだけではない、意外な共通点のお話でした。
SZ・TM
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