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排水管清掃作業監督者とは?

排水管清掃作業監督者とは、排水管の清掃作業の監督を行う者である。
排水管清掃作業監督者講習を受講し、試験に合格した者に与えられる国家資格だ。

建築物排水管清掃業に登録するために必須の資格で、主な仕事は、建築物の浮遊粉じんの量などの空気環境の
測定、事務室内の温度・湿度等の測定である。
他の登録営業所の同監督者として登録することはできない。また、清掃業や空気調和用ダクト清掃業、空気環境
測定業など他の登録業種の有資格者として兼任することも不可能だ。

■講習概要
実施期間:公益財団法人 日本建築衛生管理教育センター
日程  :4日間(26時間)
費用  :45,000円(非課税、受講申込時には不要)
講習内容:
・建築物環境衛生制度 2時間
・排水衛生概論 2時間
・建築設備概論(排水設備関係) 5時間
・作業の安全管理 2時間
・排水管清掃各論 15時間
試験時間:90分

資格保有者数・合格率は公表されていないが、試験は講習をきちんと聞いていれば受かる内容と言われており、合格率は高い。

知事登録の有効期限は6年、更新には再講習の受講が必要。
再講習は、新技術・新知識の修得及びその他必要な知識の反復履修も目的として、2日間で10時間の講習および1時間の試験が行われる。

■受講資格
次の①~③のいずれかに該当する者が受講できる。
①学校教育法に基づく高等学校若しくは中等教育学校又は旧中等学校令に基づく中等学校を卒業した後、
 2年以上建築物における排水管の清掃に関する実務に従事した経験を有する者
②5年以上建築物における排水管の清掃に関する実務に従事した経験を有する者
③①と同等以上の学歴及び実務の経験を有すると認められる者

■資格取得のメリット
・ビル管理会社への転職に有利


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