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統括管理者とは?

統括管理者とは、建築物の環境衛生業務全般の統括を行う者である。
一定規模以上の建築物の衛生環境を整えるために必要な資格だ。
統括管理者講習を受講し、試験に合格した者に与えられる国家資格。

資格保有者数・合格率は公表されていないが、試験は講習をきちんと聞いていれば受かる内容と言われており、合格率は高い。

知事登録の有効期限は6年、更新には再講習の受講が必要。
再講習は、新技術・新知識の修得及びその他必要な知識の反復履修も目的として、2日間で講習および試験が
行われる。

■仕事内容
・現場での衛生的環境の確保
・現場作業員への指導
・スケジュール管理
・環境衛生業務全般の統括
・取引先の作業点検訪問

■講習概要
実施期間:公益財団法人 日本建築衛生管理教育センター
日程  :3日間(21時間)
費用  :45,000円(非課税、受講申込時には不要)
講習内容:
・建築物環境衛生制度 2時間
・建築管理総論 7時間
・建築物環境衛生管理技術 9時間
・業務計画と業務管理 3時間
試験時間:90分

■受講資格
建築物環境衛生管理技術者であること
※建築物における衛生的環境の確保に関する法律第7条第1項に規定する建築物環境衛生管理技術者免状の
 交付を受けている者

■資格取得のメリット
・年収アップが見込める
・資格手当を支給している会社がある
・一定規模以上で統括管理者の配置が必要なので求人が安定している
・ビル管理会社への転職に有利になる

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