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xROAD(クロスロード)とは?

xROAD(クロスロード)とは、道路構造物の情報やリアルタイムの交通量といった情報を集約したデータ
プラットフォームである。
デジタル道路地図などを基盤としてさまざまなデータを紐付けることが可能だ。
※データプラットフォームとは、膨大なデータを有効に活用していくための基盤を意味する。

国土地理院の地図や全国デジタル道路地図データベースのデータなどを基礎情報とし、さまざまなデータをAPI(Application Programming Interface)で接続する構造だ。

xROADは、道路システムのDX(デジタルトランスフォーメーション)施策の一環である。
限られた体制のもとでも、道路利用者に対して安全・安心な通行を確保するとともに、高度な道路利用サービスを提供することが求められている。
道路管理アプリケーションやヒヤリハットマップ、災害時に通行可能な道路を示すマップの作成など、さまざまな分野への活用を目指す。
また、道路損傷の早期発見・修復対応が可能となるほか、施工・維持管理作業の自動化・無人化への貢献が期待できる。

今後の予定では、交通量などのリアルタイムデータと組み合わせた3Dプラットフォームが構築される方針だ。
都市データなど他のデータとの連携により、自動運転車など次世代交通システムの基盤としても活用される。
また、民間企業によるマーケティングへの活用など、道路管理を超えた幅広い活用が期待されている。


出典:国土交通省(https://www.road.or.jp/event/pdf/20211216-1.pdf

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