登録建築大工基幹技能者とは?
登録建築大工基幹技能者とは、建築大工職種において、熟達した作業能力・豊富な知識・現場を効率的にまとめるマネジメント能力を備えた技術者であることを証明する資格である
登録基幹技能者講習の試験に合格した者に与えられる。
修了証の有効期限は5年で、5年ごとに更新する必要がある。
建築大工とは、木造の建物を建造する人を指す。
通常の建築士と同じように、建築大工も設計から施工まで、家づくりのあらゆる工程を一貫して請け負うことも少なくない。
そのため工事請負人の役割や工事監理など、仕事内容は多岐に渡る。
■講習概要
実施機関:
・一般社団法人 日本木造住宅産業協会(木住協)
・一般社団法人 JBN・全国工務店協会(JBN)
・全国建設労働組合総連合(全建総連)
・一般社団法人 全国住宅産業地域活性化協議会(住活協)
・一般社団法人 日本ツーバイフォー建築協会(2×4協会)
・一般社団法人 日本ログハウス協会(ログ協)
・一般社団法人 プレハブ建築協会(プレ協)
費用:44,000円(税込)
日程:2日間
試験時間:60分(四者択一式 25 問)
■受験資格
以下の条件をすべて満たすことが必要
①建築大工職種において10年以上(※3)の実務経験があること
②実務経験のうち3年以上(※4)の職長(棟梁)経験があること
④職長・安全衛生責任者教育の修了を原則(修了していなくても可)とし、次のいずれかの資格を
有していること
・一級建築大工技能士
・枠組壁建築技能士
・一級・二級建築施工管理技士
・一級・二級木造建築士
・プレハブ建築マイスター
■資格取得のメリット
・経営事項審査での加点(3点)対象資格
・大工工事業において主任技術者の要件を満たす
■資格保持者の人数
962名(2022年3月末現在)