登録冷凍空調基幹技能者とは?
登録冷凍空調基幹技能者とは、冷凍空調設備施工の職長クラスの資格である。冷凍空調設備施工の施工管理・品質管理・原価管理・安全管理などのスキルが証明される。
プラント工事の施工管理を行うのであれば、取得しておきたい資格だ。
■講習概要
実施機関:一般社団法人 日本冷凍空調設備工業連合会
費用 :39,800円(税込)
日程 :2日間(計11時間)
講習内容:
・建設技能者の労働環境
・基幹技能者のあり方
・OJTとその進め方に関する事項
・施工管理・工程管理・資材管理・原価管理・品質管理・安全管理
・冷凍空調業界の最新の動向に関する事項
・労働安全衛生法その他関係法令に関する事項
試験時間:80分(四者択一式25問)
■受験資格
以下の条件をすべて満たすことが必要
① 1級冷凍空気調和機器施工技能士(合格証の写しが必要)
② 冷凍空調設備工事の実務経験10年以上(技能士合格後という条件無し)
③ 職長教育修了(安衛法第60条に規定する教育の修了証の写しが必要)
④ ②のうち職長としての経験が3年以上(職長教育修了後という条件無し)
■資格取得のメリット
・経営事項審査での加点(3点)対象資格のため、公共工事が受注しやすくなる
・主任技術者、専任技術者になれる(昇給や転職に有利)
・国土交通省の「建設キャリアアップシステム」のレベル4になれる
■資格保持者の人数
1,167名(2022年3月末現在)
■直近の合格者数
令和4年度実施の第73回合格者数は、72回より+12日の35人だった。