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2DMGバックホウとは?

2DMGバックホウとは、バケット刃先の現在位置と設計位置の差をモニター画面に表示して掘削作業を支援する
バックホウである。
※バックホウは油圧ショベルの一種である。

車体の前後の傾きを補正する角度センサとブーム・アームとバケットに角度センサを利用してバケットの刃先
位置(高さ及び水平距離)を計算する。

実際の掘削作業では、オペレータはバケットを見ながら作業を行うため、リモートディスプレイの活用や音で
判断しながら掘削を行っている。
2DMGバックホウの利用により、オペレータの感覚で掘削を行っていた作業が、オペレータの熟練度に
左右されることなく施工することができる。
初心者でも正確に掘削が可能だ。
現場の効率が従来工法と比べて20~50%アップする。

2DMGバックホウには、次のメリットがある。
・従来方法の丁張りやとんぼを活用するため導入が容易
・3D に比べて導入コストが安く小規模から導入可能

特長
・バケットの高さ精度:0.7m3クラスで±2cm
・操作が簡単
・水深20mまでの防水機能あり
・ブレーカの使用を可能にする耐震性(20,000G)
・3Dシステムへのアップグレード可能

法面を掘削する場合の操作方法は以下の通りである。
(1)バケットを掘削断面に正対させて法面の切り出し位置にバケットの刃先を置き、高さのゼロセットを行う。
(2)オペレータが設計勾配を設定する。
(3)バケットを前後に動かすとバケットの刃先と設計勾配の高さの差がディスプレイ表示される。
(4)オペレータは、リモートディスプレイの表示にしたがってオングレードになるようにバケットを
  操作すれば、設計勾配どおりに仕上がる。

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