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登録内装仕上工事基幹技能者とは?

登録内装仕上工事基幹技能者とは、内装仕上工事の施工スキルや管理スキルを証明する資格である。
天井や壁、床等、建設物の内装を仕上げる段階において、技能者として機能するにとどまらず、
管理技術者と技能者、隣接する配管工事業者等との間を繋ぐ情報の結節点の役割を有する技能者を指す。
内装仕上工事とは、木材・石膏ボード・吸音板・壁紙・たたみ・ビニール床タイル・カーペット・ふすま等を
用いて建築物の内装仕上げを行う工事だ。
登録内装仕上工事基幹技能者講習を受講し、修了試験に合格した者に与えられる。

■講習概要
実施機関:
・一般社団法人 全国建設室内工事業協会(全室協)
・日本建設インテリア事業協同組合連合会(ジェイシフ)
・日本室内装飾事業協同組合連合会(日装連)
費用  :30,000円(税込)  
その他、交通費、宿泊費、食事代等は自己手配・自己負担
日程  :講習は3日間 日程は年度毎に異なるため各都道府県組合へ要問合せ
試験概要:四者択一
有効期限:5年(5年ごとに更新講習あり)

■受験資格
次の要件を全て満たしていること。
①内装仕上工事の施工現場において、10年以上の実務経験を有する者
②内装仕上工事の施工現場において、3年以上の職長経験を有する者
③次の資格のいずれかを有する者
 ・内装仕上げ施工職種1級技能士、又は表装施工職種1級技能士(壁装作業)
 ・1級建築施工管理技士、又は2級建築施工管理技士(ただし「仕上げ」の資格のみ)

■資格を取得するとできること
熟達した作業能力と豊富な知識を持つとともに、現場をまとめ、効率的に作業を進めるためのマネジメント能力に優れた技能者であるため、いわゆる上級職長等として、元請の計画・管理業務に参画し、補佐することが期待されている

■資格取得のメリット
・登録内装仕上工事基幹技能者は、経営事項審査で「内装仕上工事業」において加点評価される(1名に付き3点)
・主任技術者要件を満たす者として認められる

■資格保持者の人数
4,898名(2022年03月31日 現在)

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