登録配管基幹技能者とは?
登録配管基幹技能者とは、管工事の施工スキルや管理スキルを証明する資格である。登録配管基幹技能者講習を受講し、試験に合格した者に与えられる。
作業管理能力のある上級職長として責任施工を担い、生産性の高い、安全で高品質の建設生産を実現する
配管技能者の最高資格者として位置付けられている。
インフラを安全に供給するためのパイプを敷設する工事を「配管工事」と呼ぶ。
主な配管工事として、ガス配管工事・衛生配管工事・空調配管工事・プラント配管工事・防災設備配管工事などがある。
■講習概要
実施機関:
・全国管工事業協同組合連合会
・一般社団法人 日本配管工事業団体連合会
・一般社団法人 日本空調衛生工事業協会
費用 :42,000円(税込) 宿泊する場合は個別に手配が必要
日程 :3日 時期は開催地によって異なる(2022年度は4回実施予定)
講習内容:
・基幹技能者の役割と業務
・施工計画立案の手順
・工程管理・品質管理・労務・資材管理
・積算と原価管理
・安全衛生管理
・関連法規
・最近の技術動向
・OJTとその進め方・実践方法・演習
試験時間:90分(四者択一 28問 / 記述1問)
■受験資格
次の要件を全て満たしていること。
①建設業法で定める管工事における配管施工の実務の経験が10年以上で、そのうち職長としての実務の経験が
3年以上であること
②職業能力開発促進法に基づく1級配管技能士(建築配管作業)の資格を有すること
■記述問題(例)
あなたが過去に施工した代表的な現場を1つ選び、登録配管基幹技能者の役割と考えられる業務に関して、
次の設問について解答用紙に具体的に書きなさい
1.現場名
2.登録配管基幹技能者の役割と考えられる業務のうち「工程管理」又は「品質管理」の
どちらか一つに関して、あなたが工夫・努力したこと