登録型枠基幹技能者とは?
登録型枠基幹技能者とは、型枠工事における優れた技能を持ち、高い能力を持った上級の職長となる者に与えられる資格である。
現場の職長と、技術者たちをまとめる番頭の役割をこなすことができる。
型枠工事とは、コンクリートを使用する建築工事の際に必要な手順のひとつである。
建造物の骨組みを鉄筋や鉄骨で作り、周りをパネル板で囲って中にコンクリートを流し込んで鋳造するための
手法または一連の作業を指す。
ほとんどの鉄筋コンクリートの建物は、この型枠工事によって作られる。
また、一般の住宅の基礎工事などでも型枠工事を行う。
■講習概要
実施機関:一般社団法人 日本型枠工事業協会
費用 : 50,000円(税込)
日程 :2泊3日(時期は会場によって異なる)
講習内容:
①共通
・登録基幹技能者の意義・役割
・レベルに応じた技能者の指導・教育
・労務管理・環境保全計画・原価管理
・品質管理・安全管理・品質管理
②関連法規
・建設業法のポイント
・建設業法令遵守ガイドライン
③日本型枠
・部下の技能者の管理指導
・現場調査と型枠施工計画
・各種型枠施工法
・施工範囲と積算見積り
・資材計画管理・労務計画管理・品質管理・工程管理
・問題発見と問題解決
試験時間: 90分
■受験資格
次の①~④を全て満たすこと
①建設現場において型枠工事の施工実務経験が10年以上あること
②型枠工事の職長経験3年以上の経歴を有すること
③次のいずれかの資格を有すること
・1級型枠施工技能士
・1級又は2級建築施工管理技士
・1級又は2級土木施工管理技士