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登録鉄筋基幹技能者とは?

登録鉄筋基幹技能者とは、現場で働く鉄筋技能者を束ね、指示指導しながら「鉄筋工事の責任施工」を実施する熟練技能者である。
国土交通省が建設業構造改善事業の一環として作成した「基幹技能者の確保・育成・活用に関する基本指針」に基づいて認定される国土交通省の登録資格だ。
登録鉄筋基幹技能者講習課程を修了した後、試験に合格した者に与えられる。

■講習概要
実施機関:公益社団法人 全国鉄筋工事業協会
費用  :一般講習55,000円(税込) 合宿講習67,100円(税込)
日程  :開催地によって異なる(2022年度は10回実施)
講習内容:
①基幹技能一般知識に関する科目
・基幹技能者のあり方に関する事項
・鉄筋工事に関する重要な情報について
②基幹技能関係法令に関する科目
・関連法規に関する事項
③建設工事の施工管理、工程管理、資材管理、原価管理、品質管理、安全管理に関する科目

■試験概要
問題形式:
・四肢択一式(40題×2点)
・計算・記述問題(10題×2点)
試験時間:90分
合否判定:100点満点中70点以上で合格(合格者については、修了証の発行をもって通知)

■受験資格
次の要件を全て満たしていること。
①技能検定による1級鉄筋施工(組立)技能士資格を保有していること
②「職長教育」+「安全衛生責任者教育」または「職長・安全衛生責任者教育」を修了していること
③鉄筋に関して10年以上の現場施工経験を有すること
④鉄筋工事の現場施工において「職長教育」の修了後3年以上の職長経験を有すること

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