登録防水基幹技能者とは?
登録防水基幹技能者とは、防水工事全般における優れた指導力・職長クラスのスキルを証明する資格である。防水工事業において主任技術者・専任技術者になれるメリットがあり、建設キャリアアップシステムの
レベル4になれる。
経営事項審査にて3点が付与されるため、公共工事の受注がしやすくなる。
登録防水基幹技能者講習を受講し、認定試験に合格した者に与えられる。
■講習および試験概要
実施機関:一般社団法人 全国防水工事業協会
費用 :受講料+受験料44,000円(税込)
日程 :例年10月頃
時間 :講習 2日間で12時間 試験 1時間
講習内容:
・基幹技能一般知識に関する科目
工事現場における基幹的な役割及び当該役割を担うために必要な技能に関する事項
・基幹技能関係法令に関する科目
労働安全衛生法その他関係法令に関する事項
・建設工事の施工管理、工程管理、資材管理その他の技術上の管理に関する科目
試験時間:四肢択一式25問 60分
■受験資格
①防水施工の1級技能士資格を有すること
②防水工事に関し10年以上の実務経験を有すること
③実務経験年数のうち、3年以上の職長経験を有すること
■主な仕事内容
①現場の状況に応じた施工方法等の提案、調整等
②現場の作業を効率的に行うための技能者の適切な配置、作業方法、作業手順等の構成
③生産グループ内の一般技能者の施工に係る指示、指導
④前工程、後工程に配慮した他の職長等との連絡・調整