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給水装置工事主任技術者とは?

給水装置工事主任技術者とは、厚生労働大臣より給水装置工事主任技術者免状の交付を受けた者である。
3年以上の実務経験を経て国家資格試験に合格し、交付申請により免状を取得する。

資格試験は年1回、例年10月に水道法に基づき厚生労働大臣が実施する。
公衆衛生概論や水道行政、給水装置に関する知識が問われる全8科目、60問。
必須6科目で27点以上・総得点40点以上・各科目基準点以上という合格基準が設けられ難易度は高く、
合格率は30%程度である。

給水装置工事事業者は、水道事業者から水道法に基づく指定をうけるために、
給水装置工事主任技術者資格の取得が必須だ。
そのため、資格を取得することでキャリア・給料アップが期待できる。

【資格を取得するメリット】
・給水装置工事主任技術者として水道業界に新規参入可能
・給水装置工事主任技術者は営業所ごとに置かなければならない専任技術者
経営審査事項の加点評価になる
(経営審査事項とは、国や地方公共団体などが発注する公共工事を直接請け負おうとする場合には、
必ず受けなければならない審査のこと)

【給水装置工事主任技術者の職務】
給水装置工事主任技術者は、給水設備工事の計画から施工まで担う、水道業界に欠かせない職業である。
主な業務内容は以下の通りだ。
・給水装置工事に関する技術上の管理
・給水装置工事に従事する者の技術上の指導監督
・給水装置の構造や材質が水道法の基準を満たしているかの確認
・水道事業者が行う検査への立ち合い
・給水装置のメンテナンス
・給水装置の清掃や交換作業

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