建設テック協会とは?
一般社団法人建設テック協会とは、建設テックの調査や環境整備などを通じて、国内外の建設産業を持続的に発展させるための社会基盤を実装すること目的とした非営利団体である。
2022年4月に設立された。
建設テックとは、建設 × テクノロジーの造語だ。
建設業および関連企業で使われる情報技術や付随する革新的な動きを指す。
(例:BIM/CIM)
通常の業界団体とは異なり、標準ルールやレポートなどの成果物は求めない。
多様なステークホルダーが、対等な立場で参加・議論できる会議を通し、
解決の難しい課題解決のために意思疎通を図る。
建設テック協会は、建設関連企業・アカデミック会員・一般法人会員の3種類で構成されている。
業務執行のための機関となる委員会と、活動をサポートする事務局が連携する。
会員は、既存会員からの紹介のみ受付しているが、2022年度内には公募も予定。
建設テックの主な活動はゼミの開催と、テーマ別のワーキンググループである。
また、会員限定のネットワークがあり、オンラインで情報交換が可能。
定期的にオフラインイベントも予定されている。
建設テックゼミは、参加大学の研究室横断で全員参加型のプログラムを
楽しみながらチャレンジできる場を提供。
定期的に外部からゲストを招き、学生のキャリアの選択肢を増やしていく。
テーマ別ワーキンググループでは、テーマを決めて協会内で調査や研究を通じたディスカッションを行う。
テーマは、産業における重点課題や技術の活用検討まで幅広く予定。