レジリエンス社会とは？
レジリエンス社会とは、地震や津波・台風などの自然災害に強くしなやかな社会のことである。
いかなる自然災害が発生しようとも、次の4点を基本目標として安全・安心な国土・地域・経済社会の構築を目指す。
1.人命の保護が最大限図られること
2.国家及び社会の重要な機能が致命的な障害を受けず維持されること
3.国民の財産及び公共施設に係る被害の最小化
4.迅速な復興
大規模自然災害の都度、長期間かけて復旧・復興を図るという「事後対応」の繰り返しを避け、平時から備えを行うことが求められている。
レジリエンス社会はとても幅広い概念だ。
行政だけでなく企業・地域・個人での取組や、ハード面だけでなくソフト面の取組も必要である。
レジリエンス社会の趣旨に賛同し、事業継続に関する取組を積極的に行っている事業者を認証する制度がある。
自らの事業継続力を高めることに積極的に取り組んでいる団体を認証してその取組の普及を図ることが目的だ。
レジリンス認証取得のメリット
・専門家の目で評価してもらうことにより、事業継続の更なる改善へのヒントを得ることが期待できる
・交付を受けたレジリエンス認証マークを社員の名刺や広告等に付けることで、自社の事業継続のための積極的な姿勢をアピール可
・希望すれば推進協議会や内閣官房国土強靱化推進室のホームベージに認証取得団体として公表される
・推進協議会より、国土強靱化に関するセミナー・シンポジウムに関する情報が優先的に配信される
・金融機関等でレジリンスに関連した一定の優遇を受けられる
※出典：内閣官房ホームページ（https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kokudo_kyoujinka/pdf/kokudo_pamphlet_r3.pdf）