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ラフタークレーンとは?

ラフタークレーンとは、ホイールクレーンに含まれる自走式クレーンである。
正式名称はラフテレーンクレーン、ひとつの運転席で走行とクレーン操作が行える。
語源は英語の「Rough Terrain Crane」に由来。
道路交通法上は大型特殊自動車に区分され、最高速度は時速50kmを超えない設定。
自走速度は遅く、長距離走行には向かない。
ブームが最大60mを超える車種もある。

ラフタークレーンの運転に必要な免許は2種類。
大型免許では運転できず、「大型特殊免許」と「移動式クレーン運転士」が必要だ。
25t以上のラフタークレーンが公道を走るには、特殊車両通行許可が必須。
速度制限・重量制限があるため高速道路は走行不可。

ステアリング機構に特長を持ち、大形タイヤを装備。
四輪駆動、四輪操舵システムを装備し、多少の悪路でも走行することが可能。
狭隘地での機動性にも優れている。
ブームの組み立ては不要。
現場到着後ブームとアウトリガーを伸ばせば、作業が即可能な状態になる。

ラフタークレーンの活躍の場は、不整地や狭隘地。
山林地や港湾部にて、土木・建築・解体・基礎・建柱・荷役作業に適している。
山林部では、アウトリガーで車体を固定した上で伐採後の木材を吊り上げるのが得意。
コンパクトな車体と小回りが利く駆動性により市街地の作業も増えている。

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