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トラッククレーンとは?

トラッククレーンとは、荷台部分にクレーンを架装したトラックである。
トラックとクレーンで別々に運転席が設けられている。
道路交通法上は大型自動車に区分され、最高速度は時速90km。
一般的なトラックと同等の走行性能があり、現場まで迅速に移動が可能。
遠方にある建設・土木現場で活躍することが多い。
走行性・操作性に富んでいることから小形から大形まで幅広い機種がある。

トラッククレーンの運転に必要な免許は2種類。
トラック自体の運転は、トラックの大きさに合わせた運転免許が必要だ。
クレーンを動かすには、吊り上げ重量によって必要なクレーン運転士の免許を要する。
また、労働安全衛生法に基づくクレーン安全規則によって定期的な点検や整備の義務がある。

近年、クレーン段数7段ブームが登場し荷揚げ作業の効率は大幅に向上。
高層建築の可能性が広がっている。
作業時の転倒を防止するために、アウトトリガーを常時張出して使用する。
軟弱な地盤での作業には不向きである。

トラッククレーンは手軽さがあり、さまざまな場所での活躍が期待されている。
高所への資材搬入・柱の組み立て・荷物の吊上げなど建設会社や解体業者での使用が多い。
また、交通事故で自走できなくなった不動車の運搬・船で運ばれてきた荷物を
そのままトラックに荷積みすることも可能。
電気工事や車の引き上げとも相性が良い。

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