クローラクレーンとは?
クローラクレーンとは、土木・設計工事で活躍する移動式クレーンの事である。クローラ式と呼ばれる走行装置の上に、クレーン装置が実装されている。
抜群の安定性を誇っているため、軟弱地盤でも使用できるのが特徴だ。
道路走行や積載制限に引っかかる道路は移動できない。
そのため、場合によっては現場まで解体して持っていき、直接組み立てて使用する必要がある。
しかし、抜群の安定性と足回りの幅が広く設計されている特徴を生かし、
全方位どの方向からでも同一の力で釣り上げることが可能だ。
土木の場で多く利用されるクローラクレーンだが、ビルの建設にも利用される。
最大級のクローラクレーンの場合、約800トンのものまで持ち上げ運ぶことが可能だ。
また、クローラクレーンにはいくつか種類がある。
・標準タイプ
・補助ジブ付タイプ
・タワークレーン
・ラッフィングクレーン
これらのクローラクレーンは、用途によって使用される場所が異なる。
しかしどれもが、土木や建設の現場で活躍している。
建設業界の成長と共に進化しており、近年より様々な技術の進化によって、出来る幅も広がっている。
道路工事はもちろん、石材や造園工事にも用いられる。
また、建屋内の機械組み立て工事にも多用されているのが、クローラクレーンの特徴だ。
建築の現場では、クローラクレーンの存在はなくてはならない存在である。
※出展:仙台河川国道事務所ホームページ(http://www.thr.mlit.go.jp/sendai/oyakudachi/sougou/kaigan/sougou/answer.htm)