建築研究所とは?
国立研究開発法人・建築研究所とは、住宅・建築・都市の健全な発展と秩序ある整備に寄与することを目的とした国土交通大臣管轄の機関である。
国土交通大臣から示された中長期目標に基づき、住宅・建築・都市計画に係わる技術の調査・試験・研究開発
及び地震工学に関する研修等を行っている。
研究開発の成果は、国の関連行政施策の立案や技術基準の策定等に反映され、健康で快適な居住空間の実現、省エネルギー等持続可能性の確保など、住宅・建築・都市の質の確保・向上に貢献している。
また、地震工学に関する研修は、世界的な地震防災対策の向上に寄与している。
研究所の業務は以下の流れで進められている。
1.国土交通大臣が提示した研究開発の目標
2.建築研究所の研究開発
3.国の技術基準、ガイドライン等への反映
4.民間の技術開発や設計・施工の現場における活用
5.住宅や建築、都市の質の確保・向上
研究グループは以下の7つの組織から構成されている。
また、大学や民間研究機関と共同で様々な研究を行っている。
・構造研究グループ
・環境研究グループ
・防火研究グループ
・材料研究グループ
・建築生産研究グループ
・住宅・都市研究グループ
・国際地震工学センター
建築研究所の研究成果は以下の分野に貢献している。
・建築(民間)
・土木(民間)
・建築(公共)
・土木(公共)
建築研究所は国土交通省の要請を受け、以下の政策課題への技術支援を行っている。
・台風や地震などの災害時における被害調査
・先導的住宅・建築プロジェクトの技術評価や技術の普及
・建築研究所講演会等の開催
・建築基準の解説書作成
・国際地震工学研修
※出展:国土交通省(https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001446398.pdf)