沖縄総合事務局とは?
沖縄総合事務局とは沖縄の総合出先機関である。
沖縄における振興などを一貫して、より効率よく推進するために1972年の日本本土復帰と共に
沖縄開発庁の地方支分部局として設立された。
2001年からは内閣府管轄の総合出先機関となっている。
沖縄総合事務局での仕事内容はダムや道路、空港などの整備や、農水省の公共事業など多岐にわたる。
また、沖縄の活性化などに直接関連する各省庁管轄の地方支分部局の仕事を担当するなど幅広い沖縄における業務を担っている。
具体的な業務については以下の通りである。
・沖縄進行計画の作成や推進
・沖縄における経済の振興や社会開発関連業務
・公正取引委員会事務総局の各県に依頼された業務
・財務省の各県に依頼された財務局関連業務
・農林水産省の全国の各県に依頼された地方農政局関連業務
・農林水産省の林野庁管轄の民有地に関連する業務
・農林水産省の水産庁管轄業務の一部
・経済産業省の全国各県に依頼された経済産業局関連業務
・国土交通省の全国各県に依頼された地方整備局や地方運輸局管轄の業務
・沖縄の日本本土復帰における政府の特別措置を必要とする関連業務
これらの例として、2019年の10月31日に発生した火災によって全焼した首里城の復元事業がある。
歴史的背景や資料や情報の観点から総合的に判断し、現在の整備水準で復元が進められている。
※出典:沖縄総合事務局(http://www.dc.ogb.go.jp/Kyoku/business/build/build00.htm)