杭ナビとは?
杭ナビとは、トプコン社のトータルステーションのことである。トータルステーションは、光やレーザーを発射し、それが反射して戻ってきた時間を測ることによって
距離や角度などを計測する機器のこと。
杭ナビは、杭打ち、墨出しなどに使用できる。
杭ナビの特徴は「1人で作業できる使いやすさ」である。
杭ナビは、電源を入れるだけで、自動で座標取得、自動整準をする機能がある。
操作ボタンも少なく、誰でも簡単に作業できる。
杭ナビは、スマートフォンやタブレットに対応するアプリケーションもある。
アプリケーションを使用して、3次元設計データの杭打ちや、放射観測による3次元測量が行える。
通常、複数人で行う作業が、杭ナビを使用することで、1人で全て行うことが可能。
そのため、作業の効率化、コスト削減につながる。
杭ナビに派生する製品に、杭ナビショベルがある。
杭ナビショベルは、杭ナビを活用したICT建機システムである。
杭ナビをマシンガイダンスシステムのセンサーとして利用できる。
また、杭ナビは、様々な油圧ショベルに装着できる。
利用できる建機は、メーカーやサイズを問わなず、小型ショベルにも装着できる。
中小規模の工事での活用が期待されている。
※出典:国土交通省(https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/constplan/content/001421578.pdf)