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DXデータセンターとは?

DXデータセンターとは、直轄工事・業務で作成したBIM/CIMデータを一元管理する拠点のことである。
DXとは、Digital Transformationの略語で、デジタル技術を活用によってビジネスモデルや組織を変革すること。

Digital     :デジタル
Transformation  :変容

国土交通省国土技術政策総合研究所と民間企業が共同で進めている。
国土交通省は、BIM/CIMを、令和5年度までに小規模なものを除く全ての公共工事で活用するように転換していくことを目標として掲げている。
その取り組みの1つがDXデータセンターである。

DXデータセンターでは以下のようなことが可能である。

・簡易3Dモデルビューワ
・点群モデル→TINモデル生成
・道路中心線生成
・2D→CAD→CIMモデル変換
・CIMモデルへ点検票・写真紐づけ

DXデータセンターには、クラウド対応のCIMソフトが用意されている。
その為、CIMソフトを持たない民間企業でも、DXセンター内でCIMモデルの作成や修正が可能である。
これまでは、BIM/CIMのデータは容量が大きく、高性能なパソコンがないと使用できなかった。
しかし、DXデータセンターを利用すれば、パソコンのスペックやソフトの有無に関係なくデータ閲覧が可能となる。

また、DXデータセンターでは、利用者間でデータを供することができる。
受発注者でデータ共有の通信負荷が減ることから、オンライン上での工事打ち合わせなどに利用可能である。


出典:国土交通省ウェブサイト(https://www.mlit.go.jp/tec/gijutu/kaihatu/pdf/r2/200807_04jizen.pdf
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