建設RXコンソーシアムとは?
建設RXコンソーシアムとは、建設業界の課題を解決するために設立された共同体のことである。RXは、Robotics Transformationを意味する。
Robotics:ロボット
Transformation:変革
2021年9月に下記の建設会社16社により、設立された。
・鹿島
・清水建設
・竹中工務店
・長谷工コーポレーション
・戸田建設
・フジタ
・熊谷組
・前田建設工業
・安藤ハザマ
・西松建設
・鴻池組
・東急建設
・浅沼組
・奥村組
・鉄建建設
・銭高組
賛同企業が増え、現在は40社が参加している。
建設業界では、労働力不足の解消、生産性・安全性の向上、コスト削減などが課題としてある。
問題解決のため、各社で施工に活用するロボットや、IoTを活用した施工支援ツールの開発を進めている。
この各社での取り組みをまとめて、共同で行うのが建設RXコンソーシアムである。
建設RXコンソーシアムでは、各分科会で共同開発を行っている。
共同で取り組むことで、開発コストの削減、開発期間の短縮を図ることが目的である。
これにより、建設業界の問題の解消、業界の魅力向上につながるとしている。
建設RXコンソーシアムは、複数社合同で共同研究、成果の発信、技術連携に取り組んでいる。