デキスパートとは?
デキスパートとは、土木工事施工管理システムのことである。販売メーカーは、株式会社建設システム(KENTEM)。
約30種類のソフトにより、施工管理をトータルで行うことが可能である。
デキスパートには、工程表、スケジュール表、ネットワーク図などを自動作成する機能がある。
生成された表や図は、手動で編集も可能である。
自動で作成されたものをもとに編集するだけとなる分、資料作成時間の短縮が図れる。
また、進捗率を自動計算する機能もある。
システム上の操作画面に従い、入力をすることで、自動計算で進捗率が表示される。
これにより、進捗報告にかかる負担の軽減が図れる。
デキスパートは、基本システムとオプションソフトで構成されている。
基本システムでは、下記のことが可能である。
・工事名、担当者名の共有
・積算データの取り込み
・側点、施工管理基準などの関連付け
・施工管理基準(出来形・品質・写真)の管理
オプションシステムは、下記の工程で利用できるシステムである。
・入札・落札後準備
・測量/図面設計・管理
・施工管理
・検査/納品
基本システムで登録した内容をオプションソフトと共有し、利用することが可能である。
施工に関する情報を一元で管理、利用することで施工全体の効率化を図れる。