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ICT施工とは?

ICT技術と、建設機械を連動させた施工方法のことである。
ICTとは、Information and Communication Technology の略で、情報通信技術のこと。

Information   :情報
Communication :伝達
Technology    :技術

安全性確保、人員削減、工期短縮、工事の効率化、品質向上につながる為、注目されている。
国土交通省が進めるプロジェクト「i-Construction」の政策の一つでもある。

建設分野における問題として、労働災害の多さや人手不足があげられる。
問題を解決する為、安全性の確保、生産性向上が建設業界の課題である。
その解決の手助けとなるのがICT施工である。

例として、ドローンを利用した測量、ICT建設機械を利用した施工などがある。
これまで手作業で行っていた測量が、ドローンを使用することにより短時間で完了する為、調査日数の短縮につながる。
人間による高所での作業が不要となる為、転落事故の防止にもつながる。

※国土交通省ウェブサイト(http://www.hrr.mlit.go.jp/gijyutu/jyouhouka/12-kengaku/H29.5.23-25koshukai_gaiyou.pdf

また、建設機械の自動制御を使用することにより、建設機械周辺での補助作業が不要となり、人員の削減につながる。
建設機械周辺に作業員の配置が必要ない為、巻き込まれなど事故の原因を減らすことができる。

※国土交通省ウェブサイト(http://www.hrr.mlit.go.jp/gijyutu/jyouhouka/12-kengaku/H29.5.23-25koshukai_gaiyou.pdf

一方、ICT施工は、導入時に多くの初期費用がかかる問題がある。
ICT施工に対応した建設機械が必要となる為である。
また、機械を扱うことが出来る人材の確保や、使用方法の教育なども必要となる。
導入時のコストが、ICT施工導入のハードルを上げている。
このように様々な課題があるが、ICT施工を活用することが建設分野の成長につながる。
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