UAV(ユーエーブイ)とは?
Unmanned Aerial Vehicleの略で、人が搭乗しない無人航空機、通称ドローンのこと。Unmanned:無人
Aerial :空中
Vehicle :乗り物
建設業界では、空中写真測量やレーザー測量、各種構造物の点検作業などで用いられている。
業界のIT化の1つとして注目されている。
空中写真測量とは、UAVにカメラを搭載し上空から測量を行うこと。
様々な角度から撮影した複数の写真から、求められた地形の3次元データに基づいて
等高線図の作成や縦横断面の計測を行う。
作業の効率化や人が立ち入れない箇所でも計測が可能などのメリットがある。
一方、草木が存在している場合にはその下の地面を撮影できないため、
標高を取得することができないなどのデメリットもある。
レーザー測量は、UAVにカメラではなく3次元レーザースキャナを搭載して測量を行う。
カメラ測量との大きな違いは、草木のある場合でも、
一部のレーザー光が隙間を通り抜けるので測量が可能であること。
各種構造物の点検作業は、橋梁や堤防など人が立ち入りにくい箇所で使用される。
※国土交通省ウェブサイト(https://www.mlit.go.jp/tec/content/001334804.pdf)
記事作成者:M.I