2×4(ツーバイフォー)工法とは?
木造の建築工法の1つであり、使われる構造材のサイズが2インチ×4インチ(38㎜×89㎜)であることからこのように呼ばれている。
日本では「枠組壁工法」が正式名称であり、使用する部位によって2×6材、2×8材、2×10材、2×12材などの規格材がある。
在来軸組工法が柱や梁、筋交いを組み合わせた『線』の構造とすると、
2×4工法(枠組壁工法)は枠状に組まれた木材に構造用合板を打ち付けた壁や床で支える『面』の構造となる。
2×4工法のメリット、デメリット
〇メリット
・耐震性、耐火性、耐久性が高い
・遮音性が高い
・省エネルギー性(断熱、気密)が高い
・環境へ優しい
〇デメリット
・間取りに制限があり、リフォームに向いていない
・結露が生じやすい
・開口部が大きくとれない