コンパクト・プラス・ネットワークとは?
地方都市を対象に、地域の活力維持とともに、医療・福祉・商業などの生活機能を確保し、高齢者が安心して暮らせるように地域公共交通と連携して、コンパクトなまちづくりを目指す方針のことで、「国土のグランドデザイン2050」の中の1案である。
「国土のグランドデザイン2050」とは人口減少する2050年、将来への危機感(地域存続の危機、巨大災害の切迫など)を共有することで国民の叡智を結集し、各地域において地域の将来像を描くための検討を主体的に行い、新しい国土政策を構築していくことを目的とした計画である。
コンパクト・プラス・ネットワークは、50年に1度のリニアやLCC(ローコストキャリア)等の交通革命・新情報革命を取り込み、距離の制約を克服するとともに、実物空間と知識・情報空間を融合させることで、その場所で何ができるかという新たな価値創造を目的としている。
※国土交通省ウェブサイト(https://www.mlit.go.jp/common/001047114.pdf)