コブリス・プラスとは?
JACIC(一般財団法人 日本建設情報総合センター)が運営する、2025年5月リリース予定の情報サービスで、従来の建設副産物情報交換システム(コブリス)に、建設発生土情報交換システムを統合したサービスである。
■コブリス・プラスの特長
1.建設リサイクル政策に係る情報を管理できる
・建設リサイクル法、各種法令に対応した帳票の作成や提出ができる
・建設副産物実態調査・公共工事土量調査のためのデータ登録や取りまとめができる
2.建設副産物情報・建設発生土情報を異なる利用者間で共有できる
・発注者と受注者間で同じ情報を共有するため、情報の正確性が向上するうえに、書類のやり取りを少なくすることができる。
・建設副産物・発生土の搬出入計画策定に必要な情報を集め、搬出入計画を検討できる
3.建設発生土の官民有効利用マッチングシステム(官民マッチング)が利用できる
・所定の手続きを行うと、無料で利用できる
・システム内で候補工事の検索や地図上での確認ができる
■コブリス・プラスの料金設定
料金設定は、年度間利用料金となっている。
※2025年においては、リリースまでの間、従来のシステム(建設副産物情報交換システム・建設発生土情報交換システム)をコブリス・プラスの契約料金で利用できる。
■コブリス・プラス利用上の注意点
・従来システムに登録したIDについて
コブリス・プラスのリリース後、従来システムは利用できなくなるが、従来システムで使用していたIDはコブリス・プラスで引き続き使用できる。
・従来システムに登録した過去のデータについて
従来システムに登録していた工事データのうち、最終更新日から10年以内のものは、コブリス・プラスに引き継がれる。
・システムの利用可能時間
24時間利用できる
