ワンコイン浸水センサとは?
浸水状況をリアルタイムで把握できる、低コストで小型、かつ長寿命の装置である。
近年、浸水被害や河川の氾濫が頻発していることから、状況を速やかに把握し、災害対策を行う必要があるため、国土交通省、自治体、企業が連携してワンコイン浸水センサを活用したシステム構築(浸水センサ表示システム)を進めている。浸水センサ表示システムの情報は、2024年11月より試験的に公開されており、情報の活用イメージは次のとおりである。
【ワンコイン浸水センサーの情報の活用イメージ】
・河川の越水や破堤の把握
・インフラ施設の浸水状況把握
・被害のある地域を早期に把握する
・避難情報を発信する
■ワンコイン浸水センサ実証実験について
参加者は公募で決定し、2024年度は自治体162地域・企業45社が参加した。
(1)浸水センサについて
国土交通省が用意したものの中から選択する。
データ共有を前提とするならば、独自センサを用いることや、独自センサと国が用意したセンサの両方を使用することも可能となっている。
(2)令和7年度実証実験参加企業・団体の公募について
【対象者】
・実証実験実施地区となる自治体
・浸水センサを自ら設置・管理できる企業・団体等
【公募期間】
2024年12月24日(火)~2025年2月28日(金)17時
【国用意のセンサを使用する場合の費用負担】
・国土交通省が負担する費用
浸水センサ、中継装置、通信装置、通信費用等(初年度のみ)、データ共有サーバ運営費
・令和7年度の参加者が負担する費用
設置費用(浸水センサ・中継装置など)、電気代、既存のWi-fi設備を利用する浸水センサの場合はそのインターネット通信費用
(引用:国土交通省 令和7年度 ワンコイン浸水センサ実証実験 公募実施要領)
