防災センター要員とは?
東京防災設備保守協会が認定する東京独自の資格である。
防災センター要員は、防災センターにおいて総合操作盤の監視・操作等に従事し、自衛消防活動を行う。
防災センター設置は、法律により大規模建築物や高層の建築物など一定規模以上の建物において義務付けられている。
(参考)防災センター要員講習が義務付けられている建物
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/sk/kousyu4about.html
■防災センター要員になるためには
防災センター要員講習修了証に加えて、自衛消防技術認定証を取得しなければならない。
■防災センター要員講習について
防災センター要員講習は、毎月開催されており、修了すると防災センター要員講習修了証が与えられる。
1.受講対象者
・防災センター要員として総合操作盤の監視・操作に従事する者
・自衛消防組織の指揮者(統括管理者、本部隊の各班長)
2.受講資格
誰でも受講できる
3.講習内容
座学と実技による講習であり、
・災害時(火災・震災など)に対応できる知識や要領
・防災センター内の監視や操作に必要な知識と技術
などを学び、講習後には効果測定が行われる。
4.更新の有無
取得後5年以内に、防災センター実務講習の受講が義務付けられている。
※東京消防庁管内では、本講習と自衛消防業務講習が同一カリキュラムで行われるため、両方の修了証が同時に取得できる。