耳で聴くハザードマップとは?
防災情報を音声で聴くことができるツールで、アプリ「Uni-Voice Blind」に実装されている。本ツールは、目の不自由な人や高齢者など、Webサイトで情報をとりづらい人への情報提供を可能にする。
■特徴
アプリ内に自治体の新着情報・ハザードマップ※1・避難場所・気象情報が集約されている。点字ディスプレイを介する操作も可能で、目と耳両方に障害がある方も情報を取得することができる。
また、多言語※2に対応しているため、外国人旅行者や在留外国人にもハザードマップの提供が可能である。
※1:利用契約を行っている自治体のエリアのみ閲覧が可能
※2:英語・中国語(簡体・繁体)・韓国語・ベトナム語の5か国語対応(オプション機能)
■主な機能
次の情報を音声で聴くことができる
・災害リスク情報(洪水・土砂災害・高潮・津波など)
・気象情報や避難情報(気象庁のオープンデータ使用)
・最寄りの指定緊急避難場所一覧と道順
・現在地と周辺のリスク情報(GPSで位置情報を取得するため、現在地の入力が不要)
現在地以外も調べることができる
・自治体の防災情報や避難場所情報
■導入自治体(2024年8月現在)
・都道府県:青森県 秋田県 富山県 石川県 熊本県
・政令指定都市:福岡市 熊本市
・特別区(東京都23区):目黒区 世田谷区 江戸川区 品川区
■利用方法
①スマートフォンに専用アプリをインストールする
視覚障害のある方:Uni-Voice-Blind
一般の方 :Uni-Voice
②アプリを起動し、位置情報をオンにする
③現在地の情報や避難所への案内を音声で聴くことができる。