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第3次担い手3法とは?

建設業における持続可能な成長と発展を目指し、担い手の確保と生産性向上を目的として改正された一連の法律の総称である。

■第3次担い手3法の構成
2つの改正法で構成されている。
・品確法(公共工事の品質確保の促進に関する法律)等の改正法
・建設業法・入契法(公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律)の改正法

■改正の主要ポイントと主な内容
1.担い手確保の強化
就業者の休日確保、資材高騰などによる労務費へのしわ寄せの防止、労働時間の適正化、担い手の育成と確保に向けた措置が定められた。

2.生産性の向上
ICTを活用し、調査や発注・維持管理などを行うことや、データの活用や引継ぎ、遠隔通信技術を利用すること。
また、新技術の適正な評価と価格への反映を推進することが定められた。

3.地域における対応力の強化
地域建設業等が事業を継続できる環境を整備し、災害対応力を強化することや、公共工事発注者への支援を充実させ、公共工事の発注体制を強化することが定められている。

このように今回の改正では、処遇改善・環境整備・生産性向上・地域対応力の強化など、多岐にわたる施策が盛り込まれた。これにより、建設業界全体の働き方改革や技術革新が期待される。


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