2023/05/11

RIVASITE（リバサイト）とは？

RIVASITE（リバサイト）とは、河川敷地のさらなる規制緩和で民間事業者の参入を促進する取り組みである。
国土交通省が2023年2月28日にRIVASITEを始動することを明らかにした
民間事業者の占用期間満了後の更新を保証し、占用範囲も従来の施設ごとからエリア一体に拡大させるのが柱だ。

これまで、河川敷の占用許可期間は10年が上限であったため、民間事業者は建築物を建てるなどの長期計画が立てられなかった。
「RIVASITE」では、10年の期間満了後、河川管理施設整備や占用区域外の清掃･除草などの条件のもと、10年間の更新が保証される。
民間からの投資を促し、「地域活性化」と「河川管理の効率化」をめざす。

占用許可の範囲についても、従来の施設ごとの許可からエリア一帯の占用に拡大される。
国土交通省は、民間事業者等が河川敷地の活用検討に利用し、更なる賑わい創出の取り組みを推進することを目的にポテンシャルリストを公表。
各河川の国管理区間において、民間事業者等による河川敷地の活用が可能と想定される箇所を以下抽出条件のもとで提示
・他者において占用されていない場所
・計画の堤防形状の整備が完了している箇所
・河川敷の河川敷地において、概ね100㎡以上の占用が可能な土地を有する高規格堤防、堀込河道箇所や造成を行うことで可能となる箇所