エクステリアプランナーとは?
エクステリアプランナーとは、エクステリア工事のスペシャリストである。外壁や庭園などの外構の設計・工事管理に関する専門知識と技術を有し、より快適な住環境や生活環境の向上を図る能力を有する。
公益社団法人 日本エクステリア建設業協会が実施する試験に合格し、登録を行うことで資格が与えられる。有資格者は5年ごとの更新登録が義務付けられている。
■受験資格
試験は1級と2級がありレベルおよび受験資格は次の通りである。
〇1級:エクステリアの設計・施工における専門的な知識と技術の程度を基準
下記のいずれかを有する者が受験可能だ。
・建築コンクリートブロック工事士
・1・2級建築士
・木造建築士
・1・2級建築施工管理技士
・1・2級造園施工管理技士
・1・2級土木施工管理技士
・1・2級ブロック建築技能士
・給水装置工事主任技術者
・2級エクステリアプランナーで業界3年以上の実務経験がある者
〇2級:エクステリアにおける設計・施工を行う者として有しておかなければならない基本的な知識の程度を基準
受験資格はなく、誰でも受験可能だ。
■受験概要
〇1級
受験料:14,300円(税込)
登録料:8,800円(税込)
学科試験:五肢択一のマークシート方式で全50問(2時間)
・エクステリア概論
・法規
・プランニング
・構成部材
・構造
・植栽
・原価管理
・工程管理
・施工
実地試験(3時間45分)
・設計図の作成
〇2級
受験料:一般 11,000円(税込)/学生5,500円(税込)
登録料:一般 8,800円(税込)/学生4,400円(税込)
学科試験:五肢択一のマークシート方式で全50問(2時間)
・エクステリア概論
・法規
・プランニング
・構成部材
・植栽
・原価管理
・工程管理
実地試験(1時間45分)
・設計の知識 穴埋め択一式、記述解答 10問
・ゾーニング図の作成
■資格取得のメリット
造園業や建設業、設計事務所、住宅メーカーでの活躍が期待できる。