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街路樹剪定士とは?

街路樹剪定士とは、樹木の生理・生態や街路樹に関する専門知識と、伝統的な職人芸とも言える技能を併せ持ったスペシャリストである。
主な仕事は、街路樹の健康と美観を守り育てることだ。
一般社団法人 日本造園建設業協会が実施する研修を受け、試験に合格後、登録を行うことで資格が与えられる。

■費用:研修・試験は会員割引あり
・学科研修+学科試験:20,000円~30,000円程度(開催地によって異なる)
・実技研修+実技試験:20,000円~30,000円程度(開催地によって異なる)
・登録認定料:10,500円(税込)
認定証の有効期限は5年、継続するには更新手続き(更新研修あり)が必要だ。

■研修概要
受講資格:なし
研修内容:学科2日 実技1日(※学科は1日で行う場合もある)
〇学科
Ⅰ総論
Ⅱ各論
・街路樹に関する基本的事項
・選定
・病虫害
・植栽基盤整備
・安全衛生管理
Ⅲ剪定のケーススタディ
Ⅳ支部のケーススタディ

■受験概要
受験資格:
次のいずれかに該当し、かつ街路樹剪定士研修会および労働安全衛生法に基づくフルハーネス型墜落制止用器具の特別教育を受講した者が受験可能だ。
① 1級造園技能士である者
② 2級造園技能士で当該資格取得後2年以上の剪定業務経験がある者
③ 樹木の植栽工事又は剪定業務に直接従事した実務経験の合計が7年以上ある者
試験内容
〇学科:1時間
・研修内容より出題
・4者択一式問題を20問程度
〇実技:試験時間数は受験者の人数・樹種により異なる

■登録
学科・実技の両試験に合格後、登録認定を行うことにより「街路樹剪定士」と称することが可能

■認定者数
14,323名(2019年時点)

■合格者数
2019年度:361名
2018年度:408名

■資格取得のメリット
造園業での活躍が期待できる

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