建築検定とは?
建築検定とは、遊びながら建築を学ぶことができるスマートフォンアプリである。子供にはゲーム感覚で、大人には専門性のある知的なエンターテイメントとして学ぶ場になる。
建築は、日常において常に接しているにも関わらず、その道の専門家以外は勉強のチャンスがほとんどない。
そのため、トラブルに巻き込まれたり、安全性に関する問題に遭遇したりと様々な問題がある。
そのような問題は、一般の方の建築知能指数を高めることで解消できると考え、一般社団法人 東京構造設計事務所協会(略称:ASDO)が「建築検定」アプリの運営を行っている。
問題レベルは、5級から1級の5段階があり、アプリでは2級まで無料で進級できる。1級は年1回の有料試験だ。
■受験資格
5級は受験資格無し
4級~1級は下位の級に合格した者が受験可能
■試験の方法
・スマホ、タブレットで問題に挑戦する
・各級ごとに用意された1セット10問の4拓問題に回答する
・1セットごとに採点され、級ごとに定められたセット数を獲得することで合格
・合格者には合格証が発行される
■試験内容
1級:【筆記試験】1・2級建築士程度
2級:大学テキスト応用程度 構造計算の簡単な意味を知る・応力伝達の仕組み
3級:大学テキスト基本程度 建築部材の役割を知る
4級:中学高校物理程度 建築部材を知る
5級:小学校理科程度 建築というものを発見することが目的
2023年3月現在、一般社団法人 東京構造設計事務所協会の公式サイトには建築検定の詳細情報はなく、アプリのダウンロードも休止状態となっている。