建築積算士補とは?
建築積算士補とは、建築生産過程における工事費の算定並びにこれに付帯する業務に関し、基礎的知識を有する者に与えられる資格である。公益社団法人 日本建築積算協会が実施する試験に合格し、かつ登録を受けた者に称号が付与される
■受講資格
認定校における建築積算講座を受講し、所定の単位を取得した者
※認定校とは、日本建築積算協会の認定した建築積算に関する講座を有する学校(大学、高専、高校、専門学校、その他同等と認められるもの)をいう。
■試験概要
受験料:無料
日程:認定校の授業スケジュールにより、適時試験を行う
試験内容:学科試験(原則として授業テキスト「建築積算」より出典)
・建築積算の基礎となる建築一般の知識
・建築数量積算の理解度
・建築生産に関連した基礎的知識
実施方法:
・二者択一(○か×)で40問 40分の試験とする
・実施回数は、試験実施校が定める
・試験問題は、日本建築積算協会が作成し、試験実施校に送付する
・試験実施校は、試験実施後、速やかに答案を日本建築積算協会へ提出する
・採点および合格者の決定は、日本建築積算協会が行う
■登録
登録料:6,600円(税込み)
有効期間:登録した日から10年を経過した日の属する年度の末日までの期間
更新を行うには、日本建築積算協会が実施する更新講習の課程を修了する必要がある。
■資格取得のメリット
・建築積算士を受験するに際しては、受験料が半額になる
・建築積算士一次試験が免除となる
・学生が取得可能
・就職活動時に履歴書に記載できる