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可搬形発電設備専門技術者とは?

可搬形発電設備専門技術者とは、可搬形(移動用)発電設備に関する高度で専門的な知識・技能を有する技術者である。
可搬形発電設備現場への据付、運転管理及び点検等の業務を行う。

日本内燃力発電設備協会が主催する講習を受講し、試験に合格した者に資格が与えられる。
資格の有効期限は5年、更新するには更新講習の受講が必要だ。

■受講資格
可搬形(移動用)発電設備の現場への据付、運転管理又は点検等の業務に関して、3年以上の実務経験年数が必要である。

※大学・短期大学・高等専門学校において、機械工学系又は電気工学系を専攻して卒業した者は、必要な実務経験が2年に短縮される。
※電気主任技術者、ボイラー・タービン主任技術者、技術士(機械又は電気・電子)の有資格者は実務経験が1年に短縮される。

■受講概要
受講料:33,400円(税込み)
申請書類:500円
講習内容:
・法令等
・可搬型発電設備
・設置工事、保全
試験概要:90分
・講習した全科目

■資格取得のメリット
・可搬形発電設備専門技術者の資格は、電気主任技術者の選任許可を受ける際に必要な実務経験を審査する判断材料の一つとしている
・発電設備の適正な点検、整備を行った証として、日本内燃力発電設備協会が交付する「可搬形発電設備点検済証」を点検、整備後の発電設備に貼付することができる

■資格保持者の人数
9,779名(令和4年3月末現在)

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