監理技術者とは?
建設会社が工事を元請で行う際に、下請に外注する金額の合計が4000万以上(建築一式工事は6000万以上:2020年4月現在)になる場合に配置しなければならない、建設業法で定められた施工管理上の技術的な責任者のこと。あくまで元請であり下請の場合は監理技術者は必要ない。
監理技術者は、公共性のある工事(民間含む)で請負金額が3,500万円(建築一式工事は7,000万円)以上の場合は、工事現場に常駐しなければならない。
監理技術者の資格要件は、法令上、実務経験があれば無資格でも構わないとなっているが、実際には1級施工管理技士の資格を持った技術者がほとんどである。