最低制限価格制度とは? 低入札価格調査制度とは?
●最低制限価格制度とは?
公共工事などの入札において、官公庁など発注者が入札額の最低ライン(最低制限価格)を設定し、これを下回った会社は無条件で失格とする制度。
●低入札価格調査制度とは?
公共工事などの入札において、官公庁など発注者が予算額の70~80%ほどで設定した金額(調査基準価格という)より低い価格で入札した会社があった場合、その会社に対し、価格の根拠を聴取したうえで工事の履行が適正にされるかどうかを調査する制度。
発注者が見積もった予算の70~80%の額より低いということは、「安過ぎて工事の品質に問題が出るのではないか?」という懸念から生まれた制度。発注者の調査でOKが出れば、工事の受注が確定する。
(2つの制度のイメージ図)
https://www.rise-jms.jp/media/blog/a73