株式会社ライズ

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施工体制台帳とは?

工事を施工する際に元請会社が作成しなければならない、下請け会社の情報を記載した書類(台帳)のこと。
一定額以上を下請けに出す場合、元請会社には建設業法上、作成の義務がある。

1次下請け以下の全ての会社ごとに「工事に関する情報」を記載した【施工体制台帳】と、それら下請け会社を組織図のようにした【施工体系図】を必ず作成しなければならない。
一般的に施工体制台帳と言えば、「台帳」と「体系図」の2つをセットで指すことが多い。

あくまで元請の書類であり、下請には関係ない。また下請けに出す金額が一定額以下であれば作成の義務はない。
※2020年4月現在の「下請けに出す一定額」は、建築一式工事で6000万以上、それ以外で4000万となっている。(公共工事は例外あり)

日本国内の工事は1次2次の下請けは当たり前で、3次4次以下の下請けも少なくない。
しかし元請会社が契約するのは1次下請だけで、2次以降の会社とは契約上の関係はない。

ただ実際に工事をするのに1次も2次も関係ないため、元請会社に契約上の関係がなくとも、全ての下請け会社を把握させ工事の品質を担保させようというのが「施工体制台帳」の目的である。




 

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