就労ビザとは?
「パスポート」は自国(国籍を持つ国)が発行する外国向けの身分証ですが、「ビザ」は入国しようとする国が発行する滞在の許可証です。
就労ビザは、滞在の目的が就労の場合のビザのことで、日本国内には以下の7種類がありますが、大半の労働者は❷の就業ビザが対象です。
※2019年4月1日現在
建設業界で外国人が働こうとするなら、ほとんどの場合、現場監督は❷の(10)、職人は❷の(15)(16)が該当します。
【就労(または長期滞在)を目的とするビザ一覧/外務省】
❶高度専門職ビザ➡「経営者」「学者」「大学や企業の研究者」など
❷就業ビザ➡
01)教授→大学教授など
02)芸術→作曲家、画家、彫刻家など
03)宗教→僧侶、司教、宣教師など
04)報道→新聞記者、報道カメラマン、アナウンサーなど
05)経営・管理→会社社長、役員など
06)法律・会計業務→弁護士、司法書士、公認会計士など
07)医療→医師、薬剤師、看護師など
08)研究→研究所等の研究員など
09)教育→小・中・高校の教員など
10)技術・人文知識・国際業務
→理系技術者、IT技術者、外国語教師、通訳、コピーライター、デザイナーなど
11)企業内転勤→企業の日本支店・本店の転勤者など
12)介護→介護福祉士など
13)興行→演奏家、俳優、歌手、ダンサー、スポーツ選手、モデルなど
14)技能→調理師、調教師、パイロット、スポーツ・トレーナー、ソムリエなど
15)特定技能→制度対象の技能者
16)技能実習→制度対象の技能者
❸一般ビザ➡「留学生」「インターンシップ」「自治体などの研修生」など
❹特定ビザ➡「日本人配偶者」「永住者」「定住者」など
❺起業ビザ➡「起業家」など
❻外交ビザ❼公用ビザ➡「外交関係者」など
(外務省・ビザ一覧)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/chouki/index.html