建設コンサルタントとは?
道路や河川、鉄道や港湾・空港など、土木分野の公共物を設計する、土木設計会社のことです。本来は建築分野も含めて言いますが、国土交通省(旧建設省)が土木設計会社の登録制度で「建設コンサルタント」という名称を使ってきたことから、建設業界では、土木設計会社=建設コンサルタント、が定着しました。
コンサルタントとは、「指導やアドバイスを行う専門家、相談役」といった意味ですが、欧米の建設業界では古くから、設計に関する高度な技術を持って、施主(発注者)の利益になるような設計や建設会社との代理交渉を行う技術者を建設コンサルタントを呼んでいたことから、その名称が日本に伝わったようです。
世間一般でコンサルといえば、経営コンサルタントをイメージする人が多いと思いますが、建設業界でコンサルと言えば「建設コンサルタント」土木設計会社のことです。