基幹技能者とは?
正式名称は「登録基幹技能者」。技能者(職人)の基幹(中心)となる資格として国土交通省が、建設業で働く職人の頂点の資格として位置付けているものです。
2020年6月現在で、35の職種があり、
(建設業振興基金)
https://www.kensetsu-kikin.or.jp/humanresources/technician/status.php
資格の要件は以下の3つです。
・10年以上の実務経験
・3年以上の職長経験
・指定資格の保有
工事に携わる現場監督など「技術職」に対し、職人など「技能職」の立場や地位向上を目的としてできた資格といえます。国は職人のキャリアを「職人」→「職長」→「基幹技能者」としていく事をイメージしているようです。
「登録基幹技能者」という名の通り、有資格となった者は国のシステムに登録され、公共工事の際は、その登録者が現場にいることで評点(工事の採点のこと)が加算され、入札に必要な審査(経審)にも有利になっています。
(登録基幹技能者パンフレット)
https://www.kensetsu-kikin.or.jp/humanresources/technician/upload/news/52_1.pdf
(登録基幹技能者webサイト/建設業振興基金)
https://www.kensetsu-kikin.or.jp/humanresources/technician/about.html