100年に一度の危機は、30年で4度きた。
いま、新型コロナウィルスの感染は「100年に一度の危機」と言われていますが、私が1992年に今の会社を創業してから「100年に一度の危機」は4回あったのではないでしょうか。
バブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災、新型コロナウィルス。それぞれが「100年に一度の危機」だと言われていました。時系列でみると、
1991年▶バブル崩壊
↑
(この間17年)
↓
2008年▶リーマンショック
↑
(この間3年)
↓
2011年▶東日本大震災
↑
(この間9年)
↓
2020年▶新型コロナウィルス
バブル崩壊から現在まで ほぼ30年なので、100年に一度の危機は実は30年で4度きた事になります。
これまで、こういった事を経験してきていつも思うのは、自社にはどうしようもない世の中の出来事・環境の変化は、否定せずに自然体で受け容れる、ということです。
世の中の変化を、いちいち悲観したり文句を言っていても業績が良くなる訳でもありません。で、不思議なもので受け容れた方が、否定したときより事業がスムーズに回りました。
100年に一度と言われる危機が30年で4度も起きました。いまの時代は、次に何が起きるか本当に分かりません。強いものが生き延びるのではなく、変化できるものが生き延びる、という言葉が痛いほど身にしみる今日この頃です。