施工管理技士とは?
施工管理技士(せこうかんりぎし)は、
現場監督の正式名称のようなものです。
現場監督という言葉は法的な名称ではなく俗称です。
施工は、「工」事を実「施」すること、
技士は、資格をもった技術者のことなので、
施工管理技士を直訳すれば、
”工事の実施を管理する有資格の技術者”ということになります。
現場監督は資格がなくても行えるので、
資格をもった現場監督が、施工管理技士とも言えます。
一般的に施工管理技士といえば、
国家資格である以下の7つの資格を持った人を指しています。
(1)土木施工管理技士
(2)建築施工管理技士
(3)管工事施工管理技士
(4)電気工事施工管理技士
(5)造園工事施工管理技士
(6)建設機械施工技士
(7)電気通信工事施工管理技士
施工という言葉が入っているように、
資格を取るには当然、工事現場での実務経験が必要です。
ちなみに施工管理技士は「技術職」であり、
大工、左官、鳶(とび)など、いわゆる職人とは違います。