流域治水とは?
気候変動の影響によって、頻度が高く被害も大きくなっている水災害の現状から、ダムの建設・再生、堤防の整備などの対策を行うとともに、集水域(雨が河川に流入する地域)から氾濫域(河川等の氾濫により浸水が想定される地域)における、流域に関わるすべて関係者が協力して水災害対策を行う考え方。
治水計画を「気候変動による降雨量の増加等を考慮したもの」に見直し、集水域・河川区域・氾濫域を1つの流域と考え、地域の特性に応じた形で、下記3つがハード・ソフト一体で多層的に進められている。
・被害対象を減らす対策
・できるだけ氾濫を防ぐ、減らす対策
・被害の軽減、早期復旧・復興のための対策
※国土交通省ウェブサイト(https://www.mlit.go.jp/river/kasen/suisin/index.html)