アピールが難しい専門工事会社
建築でも土木でも元請であれば、工事中に看板や旗、フェンスなどで会社名をアピールすることができるし、特に建築なら完成物がビルやマンション、戸建など一般人にも分かりやすいので、企業名の周知はある程度できるはずです。
ところが、下請に入ることが多い鉄筋・大工・鳶など専門工事会社は、一般の人に会社名を知られることって、なかなかありません。
建設業の職人の高齢化は顕著ですが、能力や技術力が高く業界では評価されている専門工事会社でも、若者を採用できない大きな理由の一つは会社名の露出やアピールが少ないことかも知れません。
ということで、今年から国土交通省がつくったのがこの制度です。評価されると何か特典があるわけじゃないのと、建設キャリアアップシステムとリンクさせるようなので、果たして利用する企業は増えるでしょうか。
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