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「公共工事設計労務単価」とは?

官公庁等が公共工事の費用(予定価格)を積算するときに用いる職人など技能者の労務単価(日額)のこと。

毎年見直しており、前年の秋頃に工事をする民間工事会社の賃金を調査(公共事業労務費調査という)し、そのデータを踏まえて翌年の2~3月頃に単価を決定する。

公共工事を数多く発注する国土交通省と農林水産省が主体となって調査し、2021年2月時点で51職種を47都道府県別に単価を出している。




月給制の職人を例にとると、月々の「基本給」と「各種手当」に加え、「食事の現物支給」や「賞与」も加味したうえでの一日8時間の日額単価としている。この単価に残業代は含まれていない。 



(令和3年3月から適用する公共工事設計労務単価/国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/common/001387434.pdf

(公共事業労務費調査・公共工事設計労務単価について/国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/1_6_bt_000217.html

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